インターンでのプレゼン・発表に不安をもっていませんか?
私は人前で話すのが苦手でとても苦労しました。
しかしインターンでプレゼンを30回以上経験し、プレゼンが苦手でも発表を乗り切る方法を編み出しました!
その結果、12社から「インターンの早期選考組」に選ばれました!
発表が苦手でもインターンのプレゼンで高評価をGETできる方法を解説していきます。
Contents
インターンのプレゼン形式と対策
多くのインターンではグループワークの課題にチームで取り組んだ後、発表を行います。
グループワーク中の様子も選考対象になりますが、プレゼン発表が最も選考の配点が大きいです。
プレゼン発表で失敗すれば、インターンからの早期選考にはほとんど進めません!
なので、インターンで行われるプレゼンの種類を知り、各発表方法のコツを把握しましょう。
①パワーポイント形式
パソコンのパワーポイントを用いてプレゼン発表を行うタイプです。
長時間(2日以上)ワークを行った場合によく使われます。
発表時間は15分~30分と長く、班のメンバー全員でプレゼンを行います!
ただ学生はスライドを見ながら発表できるので、難易度は低いです。
さらにパワーポイントでは、原稿を見ながら発表できる裏技があります!
これを使えばどんなに発表が苦手な人でも、原稿を読むだけなのでプレゼンを成功させられます。
パワーポイント発表のコツ
パワポには「発表者ビュー」という神機能があります!
発表者のパソコン上にだけ原稿を映し、モニターにはスライドのみを映す機能です。
発表の経過時間も発表者ビューで確認できるので、プレゼンの時間調節もできます!
[会場のモニター]
[発表者のパソコン]
会場のモニターには原稿が映らないので、原稿を見て発表していることがバレません!!
これを使えば必ずプレゼンは成功します!
[発表者ビューの使い方]
①パワーポイントの作成画面の下部にある「ノート」に、原稿を書く
②スライドショーの画面を開き、右クリックで「発表者ツールを表示」or[発表者ビューを開く]を選択
③発表者ビュー画面の下部に文字サイズを調整するボタンがあり、それをクリックして原稿の文字の大きさを調節する
原稿は1文1文改行して、文の初めに印(●や▲)をつけると見やすくなるのでおすすめです!
プレゼンは緊張して頭が真っ白になることがあります。
もし原稿を改行せずに詰めて書くと、「自分が原稿のどの部分を読んでいるのか」分からなくなり、プレゼンを失敗してしまいます。
一目で自分がどの部分を読んでいるのか判断できるように、改行と印をつけましょう!
[原稿を見やすくした発表者ビュー]
改行と文頭に印をつけることで明らかに原稿が見やすくなりますね!
このように発表者ビューを使えば、原稿を覚える必要がなく簡単にプレゼン発表ができます。
資料作成に時間がかかり発表練習ができなかった場合にも役立つので、覚えておいてください!
②スピーチ形式
「全く何も使わず何も見ずに発表する」最も難易度の高い発表形式です。
このタイプはグループワークの時間が短く、さらにインターン参加人数が多い時に使われます。
原稿を考えて暗記する時間はないので、発表能力がかなり必要です!
パワーポイント形式の発表に比べてプレゼン時間は3分~5分と短く、班の中から1~2名が代表して発表を行います。
スピーチ形式のコツ
スピーチ形式の発表を行う時は、原稿を頭の中で考えながら同時並行でグループワークに取り組みましょう。
ただ、とても高度な作業になるので失敗する可能性が高いです。
なので、発表に自信のない人はスピーチ形式の発表は絶対に避けましょう!
スピーチ形式の発表は班の代表者だけが行うので、参加者の15~20%しか発表しません。
さらに発表で失敗する人も多いので、プレゼンを担当しなくても大きな減点にはなりません!
発表で失敗してマイナス評価をもらうよりも、発表しない方が早期選考に進める可能性は高くなります!
③ホワイトボードを使った発表
ホワイトボードを使ってグループワークを進め、最終的にボードに内容をまとめて発表する形式です。
ホワイトボードは遠くの人が見えないので、全体発表がありません。
比較的小規模の発表の時に使われる形式で、緊張感は少ないです。
4~5人の班を3~4組集めて発表しあうくらいの規模感です。
社員さんは1~2名つきます。
ホワイトボード発表のコツ
ホワイトボードでのグループワークをする時は、必ず書記を担当しましょう。
ホワイトボードに記載する内容を自分で考えて書けるので、発表がとてもしやすくなります!
書くことで議論の内容を頭の中を整理でき、発表の構成が考えやすくなります。
ホワイトボードを使う場合は、表面に下書き・裏面に清書を書くようにしましょう!
初めから清書を書こうとすると、グチャグチャになり発表資料が汚くなります。
④模造紙(大きな紙)を使った発表
1Dayインターンのグループワークでよく使われる発表形式です。
机くらいの大きさの紙に提案内容を書き、それを見せながらプレゼンします。
グループワークの最後にプレゼン内容を模造紙に書いていくので、原稿を考える時間はあまりありません。
ただ、模造紙を見ながら発表できるので難易度は低いです。
模造紙発表のコツ
インターンの発表形式の中で最もカジュアルな発表なので、原稿の紙を持ったまま発表しても問題ない場合が多いです。
2割くらいの学生が、メモや原稿を見ながら発表を行います。
発表資料は新しい模造紙をもらって作成しましょう!
模造紙は1枚しか渡されない場合でも、社員に頼めば新しい紙をもらえます。
発表者にならなかった場合は紙を持つ係を担当してください。
何もせずに立っているメンバーよりは、体裁を保てます。
以上がインターンで行われるプレゼン発表の種類です。
自身が参加するインターンの発表形式は、過去のインターン情報が見れる就活サイトで確認できます。
インターンのプログラムは毎年同じ会社がほとんどなので、参加前に必ず確認しておきましょう!
[インターン情報が無料で見れる就活サイト]
ワンキャリア | 16万件以上の通過ES・選考体験談が見放題 https://www.onecareer.jp/ |
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Unistyle | 5万件以上の通過ES・選考体験談が見放題 https://unistyleinc.com/ |
就活ノート | 登録者数10万人越えのES・選考体験談が見放題のサイト https://www.shukatsu-note.com/ |
就職会議 | 登録者数15万人越えのES・選考体験談が見放題のサイト https://syukatsu-kaigi.jp/ |
[参考]
1インターンにつき、プレゼン回数は1~2回が基本です。
2回プレゼンがある場合はパワーポイント形式の発表になります。
[プレゼン回数]
- 成果発表の1回
- 中間発表と最終報告発表の計2回(同じ形式の発表)
次に、全ての発表形式で使える「プレゼンを成功させる方法」を解説していきます。
インターン発表を成功させる方法
①原稿作成・発表練習の時間をとる
インターンの発表会の評価基準は、プレゼンの中身よりも発表している学生の様子が重視されます。
ぶっちゃけ、発表内容が良くなくてもプレゼンが上手ければ高評価をGETできます。
なので、グループワークの制限時間ギリギリまで議論するよりも、資料・原稿作成に時間をかけ発表練習を繰り返し行うほうが賢いです。
私自身インターンでの発表を30回以上経験しましたが、原稿を作り発表練習をしたときのほうが班のプレゼンの完成度は高かったです。
班の中にはプレゼンが苦手な人は必ず1人はいます。
発表練習せずに本番に臨むと苦手な人の発表部分がたどたどしくなり、班全体のプレゼンの印象が悪くなります。
プレゼンが得意でも、他のメンバーのために原稿作成・発表練習に時間を多めに取りましょう!
②グループワークの序盤に発表の担当部分を決める
グループワークの終了直前に各人の発表部分を決める班がほとんどです。
しかし、このやり方だと発表本番までの時間が短く、十分なプレゼン準備ができません。
何時間もかけて議論した内容を、10~20分でまとめて発表するのはとても難しいです。
なので、グループワークの序盤~中盤あたりで各自の発表部分を決め、1人1人が発表の準備ができる時間を増やしましょう!
2日以上のグループワークでは先に発表箇所を割り振っていると、各自が家でプレゼン準備できます!
入念な発表練習ができるのでおすすめです!
[発表箇所を発表直前に決めるデメリット]
- ワークで理解できていない部分の発表担当になった場合、プレゼンの質が落ちる
- 自分がどの部分を担当するのか不安なまま、最後までワークに取り組むことになる
- プレゼン直前に発表構成を考えることになるので、発表練習の時間を確保できない
[発表箇所を先に割り振るメリット]
- 各自が発表の構成を考えながらワークに取り組めるので、発表準備にかかる時間が減る
- 自分の発表箇所の議論に積極的に関われる
- 休憩時間や自由時間のときに、担当部分の原稿・発表資料を作れる
- 心の準備を前もって行える
③最初の発表班に立候補する
何組かのプレゼンがある場合、最初のグループのプレゼンが最も優れているように見えることが、研究で明らかになっています。
数多くのプレゼン本に書いてます!
実際に私が参加したインターンでも、最初に発表した班が優勝することが圧倒的に多かったです。
インターンの発表の順番は挙手制で決まるので、最初の発表班になれるように手を挙げましょう!
最初に発表しただけで高い評価を得やすくなります!!
④発表スライドの型を事前に準備しておく
インターンのワーク中に発表スライドを0から作るのはおすすめできません。
限られた時間の中で完成度の高い発表資料を作るのは難しいからです。
なので、インターンのプレゼンで使えるスライドを事前に準備しましょう。
部活・サークル、ゼミ・研究室の先輩がインターンで作ったスライドをもらってください!
それらのスライドをもとに発表資料を作ることで、短時間で質の高いパワーポイントを作成できます!
特にコンサル・マスコミのインターンに参加した先輩の資料は、完成度が高い傾向があるのでおすすめです。
⑤目線・話し方・話すスピードに注意する
20冊以上のプレゼン本を読み、プレゼンセミナーに11回参加した経験から「プレゼンで高評価を得るポイント」は3つあることが分かりました。
目線・話し方・話すスピードの基本を押さえられれば、インターンのプレゼンで高い評価がもらえます。
本当に重要なポイントだけを載せているので、マスターしてください!
[目線のポイント]
前方、右、左と3ブロックに分け目線を配る
→ずっと同じ方向を見ているとマイナス評価
反応のいい社員・学生の顔を見て発表する
→険しい顔をしている社員を見てしまうと緊張する
[話し方のポイント]
声はなるべく大きく、語尾までしっかり言い切る
→堂々と発表している学生は評価が高い
敬語は過度に意識せず、自分の話し方で発表する
→慣れていない敬語を意識すると、言葉が詰まりやすくなる
[話すスピードのポイント]
1分で300文字のスピードが最も聞き取りやすい
→原稿を作るときの文字数の基準になる
句読点(、。)で間を開ける
→話すスピードに緩急をつけないと聞き取りにくい
⑥質疑応答にできるだけ答える
インターンの発表会では、プレゼンのほかに質疑応答の様子が評価されています。
他の班の学生や社員からの質問に的確に答えられれば、高評価をGETできます。
質疑応答は早い者勝ちなので、同じ班のメンバーよりも素早く回答しましょう!
積極性・頭の回転の速さ・コミュニケーション能力をアピールできます。
[質疑応答で使うフレーズ]
ご質問ありがとうございます。
「~~という質問を受けた」という理解でよろしいでしょうか?
その質問に対する回答ですが、~~~
相手の質問を繰り返して確認することで、回答を考える時間を稼ぎましょう!
プレゼンが苦手・不安な人の最終手段
①発表者が1人の場合
発表が本当に苦手で失敗する可能性が高い人は、1人での発表を絶対に避けましょう!!
1人だと発表時間が長く責任も重いので、緊張して失敗する可能性が高いからです。
発表が大失敗しマイナス評価をもらうよりも、黙って見ている方が早期選考に進める確率は高いです!
発表者が1人の時は無理せず、他の人に任せましょう!
②発表者が複数人の場合
複数人で発表するときは、できる限り参加しましょう。
発表しない人が少数派になり、大きなマイナス評価になる可能性が高いからです。
プレゼンでは、絶対に最初の部分を担当しましょう!!
インターンのプレゼンは最初の部分のフレーズがほぼ決まっているので、最も難易度が低いです。
他のメンバーの話と被ることがないので、何でも自由に話せるというメリットもあります。
(発表の担当が後半になるほど、他のメンバーと話が被って話しにくくなります・・・)
「プレゼンの初めの部分を担当したい!」と宣言し、最初の発表者になりましょう!
極度のあがり症の人は、発表を避けたほうが評価は高くなります。
「戦略的に発表しないんだ」と自分に言い聞かせましょう!
③グループ全員で発表する場合
このタイプは発表を避けることができません。
ただ、グループ全員参加型の発表はパワーポイント形式がほとんどです!
発表者ビューを使い原稿を丸読みできるので、何とかなります!
発表の担当箇所は、最初を選びましょう!
最初の部分の発表は決まり文句が多く、話す内容も班のメンバーと被らないので一番楽です。
④発表が無理なら質問しまくれ!
プレゼンが苦手で発表で高評価をGETできない学生は、発表会で何度も質問してください!
繰り返し質問することで、積極性・思考力をアピールでき早期選考への道が開けます。
多くの学生は自分の発表で手一杯になり、他の班のプレゼンを聞いていないので質問しません。
質問の時間に目立つことができれば、発表をしていなくてもインターン枠に入れます。
実際に私は発表者が1人の場合はプレゼンをせず、質問に集中することで高評価を獲得してきました。
発表で失敗するリスクをとるくらいなら、質問に全力を注ぎましょう!
まとめ
インターンのプレゼン・発表を乗り切る方法は理解できましたか?
プレゼンが苦手な人でも、すぐにマネして実践できる内容だと思います。
インターンの発表会で高評価をGETして、選考を有利に進めましょう!
インターンで早期選考に選ばれる方法について知りたい人はこちらを見てください。
プレゼン以外にも、インターンで評価されるポイントはたくさんあります。