理系就活

研究内容は就活に関係ない![就活オタクの院生が徹底解説]

関係ない
就活生
就活生
自分の研究内容が志望企業の研究分野と全く違うから、不利なのかな?

と不安に感じている就活生のみなさん!

博士以外の就活生の場合、研究内容は就活に関係ありません!

実際に私は4年間就活を経験し、専門外の会社の研究職に何個も内定をもらいました。

研究内容が就活に関係ない理由を暴露していきます。

関係ない理由

研究内容が就活に関係ない理由

①企業の研究職は管理職・経営層になる

学生の多くが「企業の研究職はほとんどの時間を研究に使い、生涯研究し続ける」誤解しています。

実際、研究職で入社しても研究が本業である期間は5~10年程度がほとんどです。

多くの研究職社員は管理職となり、部下のマネジメントや予算確保などの業務がメインになります。(研究に全く関係のない部署に行く管理職も多いです)

そのため、学生時代の研究内容よりも、コミュニケーション能力や論理的思考力、プレゼン力のほうが重要になってきます。

研究職は経営層を目指す総合職の1部だということを忘れないでください!

「研究職が研究しないなんて信じられない」という人は、研究職の社員に「御社の研究職の一般的なキャリアについて教えてください」と聞いてみてください。

②研究職は学生時代と全く関係ない研究をしている

インターンや座談会、OB訪問などを通して、50人以上の研究職の社員に仕事内容について質問しました。

その結果、ほとんどの研究職は学生時代の研究と全く関係ない仕事をしていました。

中には学部・大学院の頃と別の専攻分野の研究をしている社員も!

みなさん口をそろえて「学生時代の研究内容なんて全く就活に関係ない、入社後に知識を身につければ問題ないと仰っていました。

面接が厳しい

③研究内容が企業の研究に近いと、むしろ面接が厳しい

「自分の研究内容が志望企業と似ているから就活なんて楽勝」と勘違いしていませんか?

むしろ、技術面接の質問の内容が高度になり、面接の難易度が爆上がりします。

社員の方が知識を持っているため、少しでも矛盾したことを言うと詰められ、評価が悪くなってしまいます。

一方、相手が自分の研究に対する知識を全く持っていない場合は、質疑応答で苦し紛れに嘘をついても全くバレません。

研究の成果も盛りやすいので、「成果を出している研究熱心な学生」とアピールしやすいです。

したがって、研究内容が企業の研究と関係ないほうがむしろ面接が有利になると言えます。

④内定者の質が落ちてしまう

研究内容で学生を絞ってしまうと、学生の母数がかなり減り内定者の質が下がってしまいます。

学会に行くと分かりますが、自分と同じ研究テーマを扱っている学生ってほぼいません(笑)

なので企業側は絞るとしても学生時代の学部・専攻が限界です。

博士後期課程の学生はそもそも募集人数がとても少なく、即戦力としての採用が基本です。

したがって、研究内容が就活に大きく影響するので注意してください。

⑤研究内容で取りたい学生は教授推薦で別枠採用

企業と大学が共同研究していて、その研究を修士課程で担当していた学生は有利になることがあります。

企業側は担当教授と良好な関係を築かなければならないので、教授推薦という別枠で採用してくれるからです。

ただ、教授推薦で受かる学生は多くても数人程度なので、一般の就活生が気にする必要はありません。

 

研究内容が就活にほとんど関係ない理由は理解できましたか?

ここからは研究職で内定をもらうために、研究内容よりも圧倒的に重要度が高いことを解説していきます。

内定に必要なこと

研究職で内定をもらうために必要なこと

①プレゼン能力を身につける

研究職の選考では技術面接が必ずあり、学生は研究発表を行います。

ここでプレゼン能力が試されます。

発表時間が事前に知らされない場合や、パワーポイントを使えない場合もあり臨機応変な対応力が見られます。

発表が下手な場合は容赦なく落とされるので、発表・プレゼンが苦手な方は早めに対策を行いましょう。

4年間技術面接を受け編み出した、「失敗しない技術面接の発表方法」について興味がある人はこちらを見てください。

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②研究内容の深堀質問に的確に答える

技術面接は発表だけではありません。

発表後の質疑応答も重要視されます。

1~2年間やってきた研究に対する質問に答えられない学生は、研究職にふさわしくないと判断され落されます。

研究職志望の学生が最も苦労するポイントです。(倍率が最も高い面接)

技術面接の質問内容は学会やゼミの質問と大きく違うので、必ず対策してください!

対策なしで技術面接の質疑応答を突破するのは不可能です。

実際の技術面接で受けた4年間分の質問内容をすべて載せているので、質疑応答対策に役立ててください。

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③分かりやすい研究概要を書く

面接に進むためにはまずは書類を突破しなければなりません。

技術系の学生がESで最も苦労するのは研究概要です。

専門外の社員が研究概要を読んで合否を決めるので、わかりやすい文章を書くことを心がけてください。

人気企業の採用担当者は膨大な数のESを読みます。

1度読んで分からなかった文章は評価が低くなり、落される可能性が高いので注意しましょう。

分かりやすい研究概要の書き方に関する記事もあるので参考にしてください。

研究職のインターン

④研究職の長期インターンに参加する

研究職の長期インターンでは、研究所で実際の業務を体験できます。

大学と企業の研究の違いを知れたり、研究職の志望動機にも説得力が生まれるなどメリットがたくさんあります。

さらに、本選考の面接官がインターン先でお世話になった社員というパターンがとても多いので、他の学生よりも有利に面接を進められます!

特に研究所所長はほぼ確実に面接に参加するので、積極的にコミュニケーションを取って顔を覚えてもらいましょう。

研究職は募集人数が少なく、インターン生以外ほとんど内定を出さない会社もあります。

飲料業界はこの傾向が強いので、インターンに参加することをおすすめします。

インターンに参加するためには、できるだけ早くインターンの選考情報を集め、ES作成・面接対策に取り掛かることが大事です。

文系就職では、どの会社も一斉にマイナビ・リクナビでインターン情報が発信されます。

一方、理系(技術系)のインターン情報はマイナビ・リクナビよりも理系ナビで早期に発信されます!

できるだけ早い時期に理系ナビで情報を集め、他の学生よりも有利にインターン選考に臨みましょう!

⑤学会に出る

研究概要やESに学会発表経験の有無を記載する欄が設けられています。

学会未経験だと空欄になってしまい、「研究成果を出せなかった」「研究に真面目に取り組んでいない」「外向性がない」と判断され不利になります。

学部生は空欄で構いませんが、修士課程の就活生は最低でも1回は就活のために学会に参加しておきましょう。

学会参加の有無は嘘をついてはいけません!

ネットで名前をググれば、誰がどの学会に参加したのかわかるので、嘘がすぐにバレてしまいます。

⑥研究以外に打ち込んだエピソード

研究職志望の学生の中で、学生時代頑張ったことや自己PRのエピソードに研究の話を使う人がいますが、やめてください!

研究の話は技術面接で話すことが決まっているので、技術面接以外では研究以外の話をするべきです。

「研究以外何もしてこなかった学生」というレッテルを張られ評価が低くなります。

よっぽどの成果・業績を上げた人以外は、部活やサークル・バイトのエピソードを準備しましょう。

まとめ

企業側は就活生に専門知識を求めていません。

入社後に成長してくれる素養を持っている学生を求めています。

自分の研究内容に一喜一憂せず、プレゼン力や質疑応答力を向上させ面接を乗り切ってください!

約6万件の通過ESが見れるワンキャリアUnistyleを使って、できるだけ早くから情報収集をしておきましょう!

研究室と就活の関係性について知りたい人はこちらを参考にしてください!

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