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ベンチャーインターンの7つの注意点
ベンチャー企業の長期インターンは、勤務前後のギャップが大きい!
勤務スタート後に「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、ベンチャーインターンで勘違いしがちなポイントを見ていきましょう!
①面接では様々な仕事を経験できると言われたが、実際に働いてみると違った
ベンチャーインターンのトラブルで最も多い事例です。
面接では、「挑戦したいという気持ちがあれば、色んな仕事にチャレンジできる環境があるよ!」と言われますが、実際に働いてみると同じ仕事しか担当できないケースが多いです。
ベンチャーインターンを3年間で4社経験している友人も同じことを言ってました。
見極め方は1つだけあります。
長くその会社でインターンに取り組んでいる学生に、「今までに経験した仕事内容の変化」について尋ねることです。
様々な仕事を経験してきたと回答していれば、その会社は成長環境が整っている会社だと判断できます。
②合格の場合はその場で通達される
ベンチャーの長期インターン面接の合否は、即判断できます。
面接終了後にその場で合格をもらえなかったら、ほぼ落ちたと思ってください!
6社のベンチャーのインターンに採用されましたが、どの会社も面接の場で合格だと言われました。(落ちた2社のベンチャーインターン面接では、後日合否を連絡すると言われました)
ベンチャーは社員一人一人の裁量権が強く、上司の承認を取らずに受け入れを許可できるので、その場で面接官が合否を決定できるのだと思います。
③営業職のインターンは「テレアポ」か「飛び込み」
インターンで営業を学びたいと考える学生は多いです。
しかし学生が想像している営業と、インターンで取り組む営業は全く違います。
[よくある学生の勘違い]
学生:ドラマで出てくるような、取引先の会社に行って商品プレゼンを行う
↓
実際のインターン:電話で顧客に営業をかける、一軒一軒インターホンを押して営業していく
「ロジカル的な提案方法を学んで就活に活かしたい」と思っている学生は考え直しましょう!
営業インターンは精神力を鍛えたい、成果給でガッツリ稼ぎたい学生向けです!
[参考]出勤の曜日で分かる営業の種類
・平日勤務の営業インターンは基本的に、BtoB(法人)営業がメインです。
・土日勤務の営業インターンはBtoC営業になります。
土日は一般企業(法人)は休みで営業をかけられないので、必然的にBtoC営業になります。
④給料や交通費などの金銭的なトラブル
有給のベンチャーインターンでは、賃金に関するトラブルが起きることがあります。
[よくある有給インターンの金銭トラブル]
・募集要項に昇給ありと記載されているが、実際に昇給したケースはない
・日給○○円と記載している会社で、残業時間が多く実質の時給がとても低くなる
・募集要項に交通費の記載がない場合は、交通費が支給されないケースがある
・「交通費支給有」と書いていたが、上限が低く設定されていて自腹で払うことになる
・成果給が記載されているが、成果給が伴う業務を任せてもらえない
ベンチャーインターンを経験した私や友人が遭遇した事例をまとめてみました。
給料・交通費・残業代に関して誤解のないように、人事の人に質問しておきましょう。
⑤シフトの変更がしにくいので学業に支障が出る
ベンチャーの長期インターンでは、実際のビジネスを担当するので、個人の都合でシフトを変えることが難しいです。
バイトのように軽い気持ちで働けません!
自分の担当の仕事は自分で処理することが求められます!
そのため、急なレポートや試験が入ってきても仕事は休めません。
大学の授業やゼミ・研究活動が忙しい方は、単位を落として留年してしまう可能性が高いので注意してください。
休みの日や夜中に仕事の電話やメールがくることも珍しくないです。(即レスが求められます)
業務時間外に仕事に関する知識をインプットすることも求められます。
「長期インターンに参加する=自由な時間が大幅に減る」ことを覚悟してください。
⑥大企業の本選考でマイナス評価をもらう可能性がある
「ベンチャーインターンに参加する学生=意識高い系」という偏見を持った人は多いです。
本選考で日系の大企業を受験するときに、意識高い系の学生が嫌いな面接官にあたることがあります。
学チカでベンチャーインターンの話をして「自分とは肌が合わない」「なんか鼻につく」と思われて、不合格にされる可能性があるので注意してください。
意識高い系のエピソードは好き嫌いが分かれやすいので、面接でベンチャーの話をして相手の表情がくもったら他のエピソードに切り替えてください!
長期インターンで社会人経験を積んだ学生は、マナーがしっかりしている・受け答えがしっかりしているはずという認識があります。
面接で「マナーが悪い」「社会人と会話するのが下手」と思われれば、長期インターンで成長できなかった学生だと見なされ、大きなマイナス評価になります。
長期インターンのエピソードは諸刃の剣だという認識を持っておいてください!
⑦単純作業の仕事ばかりを任される
ベンチャー企業がインターン生を募集する目的は人件費削減です。
インターン生はアルバイト程度の給料で雇えるので、人件費が正社員よりも安いです。
さらに、ベンチャーインターンに来る学生は、仕事に対する熱意があり優秀な人材が多いので、コスパ最強です。
したがって、アルバイト感覚でインターン生を雇いたいと考える会社が出現します。
このような会社のインターンでは、成長の機会があまり用意されていないので注意してください。
成長できるインターンかどうかを判断する方法は、こちらを参考にしてください!
長期の有給インターンでは、マイナンバーの提出が必要になります。
マイナンバーがないと会社側に迷惑がかかるので、事前に入手しておきましょう。
マイナンバー通知カードでも代用できます。